【パタゴニア旅行②】4月のウシュアイアは秋の気配。蟹を食べるためだけにまた行きたい
ウシュアイア2日目、今日は有名な観光スポットを周ります!
朝は山へ、昼は海へ、2つのツアーで世界最南端の自然を味わいます。
前回はウシュアイアの街を歩きました
▶【パタゴニア旅行①】美しき最果ての流刑地・ウシュアイアの町を散策 - Cordoba365
のんびりSLに揺られて世界の果て号観光
朝8時にホテルに迎えに来てもらい、その名も「世界の果て駅」から、蒸気機関車に乗ってフエゴ島国立公園を目指します。
この鉄道はウシュアイアの監獄に収容された囚人たちによって作られたものです。こんな寒い土地で、木を伐採したり線路を積んだりしていたのかと思うと、「囚人‥‥がんばったね‥‥」という気持ちになります。
蒸気機関車は1時間かけてゆっくり走り、景観の綺麗なエリアで時々停車します。
車窓からの風景。車内が暖かいので窓がちょっと曇っています。
4月14日、この日は最高気温10度くらい。
途中停車駅の山小屋で、軽食を取ります。
アルゼンチンのおにぎりのような存在、エンパナーダ。大型の餃子みたいな感じ。どこでもある軽食なんですが、このエンパナーダのカニ味が出ているというので、試さずにはいられない。
じゃーん。(食べかけでごめんなさい)
中まで蟹がぎっしり!!カニカマではなく、リアル蟹がこんなに入っているとは!!これで一個300円くらい。めっちゃ美味しい。近くで売ってたら毎日食べたい。
お土産屋さん。ウシュアイアの原住民の祭事の際の装い。装いというか男性の裸にペイントしてます。何ちゅうセンスやと思いますが、街中で何度も出くわしてるうちに可愛く見えてくる不思議。
SLの終着駅はフエゴ島国立公園。ちょっとハイキング。ウシュアイアは初秋で、黄色や赤に色づいた山々がとても綺麗でした。
空気が美味しい!!水も綺麗。
久しぶりに紅葉を見たので、すごくリフレッシュできました。一般的なベストシーズンからは外れますが、秋に来て本当に良かったです。
ビーグル水道クルーズでアシカ島を眺める
午後はクルーズ船に乗ってオタリア(アシカ)を観察しに行きます。ツアー会社は港沿いに集まっています。色とりどりの小屋が可愛い。
オタリアは南米に生息する大型のアシカです。日本の水族館にいるスリムなアシカよりは随分大きいです。どちらかというとトドやセイウチ寄り。一夫多妻制のハーレムを形成して暮らしているそうです。
ビーグル水道はペンギンが生息することでも有名ですが、4月は既に暖かいところに移動していて見ることができませんでした。
最初は皆ワーッとデッキに集まって写真を撮ったものの、行けども行けども奴らは寝ている。
オタリアって学校も会社も行かなくていいんだな~~
オタリアって毎日楽しいのかな~~
あんな風に寝っ転がってるけど、自分で餌探さなきゃいけないから大変なのかな~~
などと話しながら通過。
オタリアには悪いですが、やっぱりペンギン見たかったなぁ。ペンギン好きな方は是非夏(12〜3月)に訪問されるようご注意ください。
この日もうひとつ楽しかったのは、私達の他に一人でツアーに参加されていた日本人の方と知り合いになれたこと。仕事の関係で15年以上(!)南米を渡り歩いている方で、色んな話が聞けてとても楽しかったです。夜は3人でカニのレストランを再訪。
2日連続でタラバガニを食べるなんて、3年分くらいの蟹を一気に摂取した気がします。とにかくウシュアイアに行かれる方は蟹三昧をお勧めします。色々綺麗な景色を見たのに、記事のタイトルが蟹一色になるほどには蟹が最高でした。
ウシュアイア観光まとめ
ウシュアイア自体はこじんまりとした街で、自然についても目を見張るものがあるという感じではないですが(ペンギンが見られたらまた感想が違ったかも)、世界最南端の町に降り立ったという感動と、綺麗な風景にとっても癒されました。(あと蟹ね!!)
ウシュアイアで癒された後は、氷河観光で有名なカラファテに移動します!
インターネット上(ここもインターネットだけど)にしか存在しないと思っていた絶景が次々に現れます。よろしければ引き続きご覧になっていってください。
▼次回記事
【パタゴニア旅行③】半泣きで氷河をよじ登ったら絶景が待っていた@カラファテ - Cordoba365
【パタゴニア旅行④】エメラルドグリーンの鏡張りに感動@南米トレッキングの聖地パイネ国立公園 - Cordoba365
※2017年4月現在:1アルゼンチンペソ=約7円