【パタゴニア旅行③】きらきら氷河トレッキング@カラファテ
パタゴニア旅行、ウシュアイアを後にしてカラファテにやってきました。この街の見どころは何といっても氷河。今日は楽しみにしていた氷河トレッキングに向かいます。
湖の上に見事な朝もやが広がっていました。
ロス・グラシアレス国立公園に到着し、まずは船で対岸に渡ります。
早速氷河が見えてきました!
上に積もった雪の重みで空気が抜けていくことで、濁りのない青い綺麗な氷河になるそうです。
水中の成分の関係か、エメラルドグリーンの湖が美しいです。
これだけでもずっと見ていられそうですが、今日のメインイベントはこの氷河によじ登るトレッキングツアー。一人ずつ靴にアイゼンを装着してもらいます。
スペイン語組と英語組に分かれて、ガイドさんから歩き方の説明を受けます。
コツとしては、しっかり踏みしめてアイゼンの刃を氷に刺すこと、足はハの字にすること。
足元。ところどころ溶けてたりするので怖い。
皆さん割とサクサク歩いてましたが、私は運動オンチなのですっごく大変でした。
もちろんガイドさんが複数人体制で目を光らせているので、進み方をアドバイスしたり手を貸してくれます。
日々クレパスや雪の状況が変わるので、歩くルートは毎日変わるそうです。
照り返しがまぶしいので、サングラスがないと危険です。
Welcome to our Bar !氷河の氷で作ったウィスキーが振舞われます。
とか言いつつ、私はウィスキーに口をつけられませんでした。
(このあと下りがあるのに酔ったら死ぬと思った)
この日はイースターの連休だったので、ウサギさんが出迎えてくれました。
カゴの中にはチョコエッグが入っています。
ウィスキーは飲む余裕なかったけど、ウサギさんのお蔭でちょっと元気になりました。
帰りの下りはそらーもう怖かったです。足元見るのに必死で景色ほとんど見てないです。
滑落せずに無事帰って来れてほんまによかったです。
さてさて、安心したところで各自お昼ごはんとなります。
ランチBOX込みのツアーだったので、こんな感じでした。林檎丸ごとが海外っぽい。
紅葉と氷河の組み合わせが素敵。4月に来て良かった!!
今度は展望台から氷河を眺めます。
ペリトモレノ氷河は、溶けたり新しくできたりを日々繰り返しているので、崩落していく様子が見られます。おそらく夏(12~3月)に比べて頻度は少ないと思いますが、3分おきくらいに轟音と崩落を見ることができました。
水中の成分のせいか、湖もエメラルドグリーンに見えて本当に綺麗。
ここまで真横からの写真が多かったですが、氷河の何がすごいって、薄い壁じゃなくて奥までずっとずっと続いているんですよ。当たり前かもしれないけど、気付いた時ほんまにびっくりしました。この写真だったら見えるかな。
氷山の一角という言葉がありますが、見えている場所は全体の1割に過ぎないというのは本当の話です。信じられないくらい大きいですね。
氷河トレッキングは難しかったけど、青く青く深い氷の塊は日本では絶対に見られない絶景でした。アルゼンチン生活の不便さとか、日本帰りたいな~なんて気持ちが全部帳消しになったりはしないけど(消えへんのかい)、はるばる遠いところまで来てよかったなぁと思いました。
旅も大詰めですが、翌日は最後のツアー、チリ側のパイネ国立公園を訪れます。また違ったタイプの風景がすごく綺麗だったので、よろしければ次回も是非ご覧になってください。
cordoba365-argentina.hatenablog.jp