アルゼンチンで買える高山病の薬
久しぶりの更新になります。実は旅行でペルーに行ってきました。
初めてのペルー、街並みも遺跡も食べ物も最高でした!
そんな話もおいおい書きたいのですが、今日はペルー旅行のためにアルゼンチンで買った高山病の薬を紹介したいと思います。
はじめに
結論から言うと、効きました。夫は旅行中ずっと服薬し、私は日本から持ってきた薬が足りなくなってから飲み始めました。
一方で、副作用(痺れ、ジンジン感)もあり、海外の薬なので成分もきついようです。可能であれば日本での購入を、またペルーでリマなど標高の低い都市から入国される方は、ペルーの空港で買うことをお勧めします。
というわけで、是非ともおすすめ!というものではないですが、参考までに記録しておきます。服薬される方はご自身の責任にてお願いいたしますm(_ _)m
アルゼンチンで買った高山病薬・Azecar 4 Acenocumarol 4mg
製薬会社HP: http://www.bago.com.ar/vademecum/productos/azecar-1-4/
夫の駐在員仲間から教えてもらった薬です。何人かはこれを服薬してウユニやマチュピチュに行って問題なかったとのこと。
薬の名前を直訳すると「血液凝固剤」とのことで、高山病薬という名目では売られていません。高血圧の人が飲む薬のようです。
日本で高山病薬を買うには医師の診察を受ける必要がありますが、アルゼンチンの場合、街中のドラッグストア(Farmacityなど)のカウンターで購入できます。
※ペルーの空港や街中でも市販されています。
1箱268ペソ(約1900円)で30錠入りです。
多めに1日1錠飲んでも30日分あるので、家族や友人と共用できる量だと思います。
日本人には成分がきつすぎる?服薬する量の調整
錠剤は長さ2cmくらいで、割って量を調節して服用します。
問題は飲む量ですが、薬の説明書によると、血液中の何かの成分量(!)によって服薬量が人によって異なるようです。要は、血液検査をしないと本来飲むべき量が分からないという・・・。これを知って急に不安になりました。
なぜこんな薬が医師の処方箋なしで普通に買えるのか謎です。(さすがアルゼンチン)とはいえ、夫は日本で薬を買ってこなかったので挑戦することに。
風邪薬などもそうですが、アルゼンチンの薬は日本人には成分量が多いので量を減らして飲んだ方がよいと聞きました。
薬を教えてくれた知人からの情報を頼りに、以下のように飲みました。(※上記の通り、伝聞のため医師の指示などの裏付けは取れていません。ご参考までに。)
●高所に到着する3日前から飲み始め、1日1回0.5錠
●高所に到着した日は1日1錠
●到着翌日以降は1日0.5錠、高山病の症状が出て苦しければ1日1錠に増やす
結果的に、薬を飲んでいる間は高山病にかかりませんでした。また、服薬をストップすると高山病の症状が出てしまったのですが、再度飲むと症状が和らぎました。
薬を飲んでいる最中、私は顔の口周りに痺れ、ジンジン感があり気持ち悪かったです。夫は特に何もなかったとのことで、個人差があるようです。
日本で買える高山病の薬・ダイアモックス
日本では病院でダイアモックスという高山病薬を購入できます。私はアルゼンチン渡航前の予防注射の際、同じトラベルクリニックで処方してもらいました。余裕を持って一週間分ほど買っておけばよかったです。
薬を飲んでも高山病にかかる人はいるようですが、私の場合は効き目がありました。
まとめ
以上、アルゼンチンで買った高山病薬の紹介でした。
結果オーライでしたが、外国の薬を飲むのはドキドキしますね。
参考になれば幸いです(^^)