【魅惑のペルー】リマの華やかな博物館
5月に訪れたペルー旅行記その2です。
本日は首都リマで博物館を訪れました。
ラファエル・ラルコ・エレラ博物館
アンデス文明の研究に生涯を捧げたラファエル・ラルコ氏の個人コレクションを展示する博物館です。貴重なプレ・インカ時代の土器や装飾品を見ることができます。
それにしてもお庭の手入れが素敵。
色とりどりのお花はブーゲンビリアというそうです。白い壁とのコントラストが美しくて、歩いているだけでも楽しいです。
緑に囲まれた素敵なレストランもあり、ペルー料理を味わえます。
今回初めてペルーに行って感動したんですが、ペルーのごはんは本当にどれも美味しい!醤油ベースの味付けもあり、日本人の口に合うと思います。牛肉とパプリカと玉ねぎの炒め物。
プレ・インカとインカ時代のギャラリー
ラルコ氏は大量に発掘された土器を特徴別に分類し、それらは別々の時代に造られたものだと考えました。個人蒐集とは思えないほど多くのコレクションが収蔵されています。
とてつもなく緻密な柄の織物。昔の服はなぜかこのように肩幅が非常に広く作られていたそうです。
個人的にはこれがツボでした。現代でもこういうイラストありますよね?そのままアイコンにできそうな可愛さです。
えらい人達の装飾品。金や銀で作られています。どうやってごはん食べていたんだろう。
別館エロティック・ギャラリー
その名の通り性にまつわる出土品を集めたギャラリーです。
私個人としては非常に面白かったですが、かなり直接的な表現が続きますので、性的なものが苦手な方や、満員電車などでこれを読んでいる方はここから先ご注意ください!
スクロールしちゃって大丈夫でしょうか。いきますよー。
やってます。
なめてます。
性病を表しています。
こんな感じで他にもこの10倍くらい濃厚な展示がありました。
ちなみに全て水差しのような土器ですが、実際に人が交わるときも体内に液体が放出されるので、土器に液体が満たされることと繋がっているそうです。(なお実際に水差しとしての用途はなかったとのこと)
珍しく日本語での解説パネルも用意されていたので、つい熟読してしまいました。解説によると、これらは豊穣の願いや天上・地上・地下というアンデス三世界の交流を表しているということでした。
どんな人達がどんな気持ちでこういうタイプの土器を作っていたのか分かりませんが、現代よりも性に対して大らかだったのかもしれませんね。何となく日本の「かなまら祭り」を思い出しました。アンデス世界、面白すぎです。
リマはグルメも最高で大好きになったのですが、一旦ここまで♡明日以降はマチュピチュとクスコに向かいます。
施設詳細
所在地 :Av. Simón Bolivar 1515, Pueblo Libre 15084 ペルー
営業時間:9:00-22:00
電話番号:+51 1 4611312
HP :http://www.museolarco.org/