【魅惑のペルー】挑むワイナピチュ登頂*マチュピチュを山頂から見下ろす
ペルー旅行記その3です。
旅行3日目、待ちに待ったマチュピチュにやってきました。
朝もやの中で待っているマチュピチュ
「突然、目の前に廃墟が現れた。あたりは樹木や苔で覆われ、はじめはよく見えなかったが、それは、世界でもっとも美しい石壁だった。」
ーハイラム・ビンガム『失われたインカの都市』よりー
朝6時半、うっすらと霧に覆われたマチュピチュ遺跡。 400年もの間、置き去りにされていた古代遺跡。こんなものが目の前に突然現れたら息を飲みますね。
ワイナピチュ登頂にチャレンジ
今日は朝一番でこの山に登ります!マチュピチュ遺跡の西にそびえ立つワイナピチュ!急斜面だ。
ワイナピチュには入場制限があって、7時~8時に200人、10時~11時に200人と決まっています。入山チケットは旅行代理店を使うか、個人でインターネットから買うことができます。マチュピチュを自分で予約する方法 | 個人旅行で行く世界★女ひとり旅
時間は断然7時~8時がいいと思います!10時組は下山する7時組とすれ違いながら登らなければいけないので大変そうでした。
最初は緩やかな登山道ですが、山頂に近づくにつれて細く険しい道になっていきます。ロープを頼り、四つん這いになりながら登ります。
大人の足で1時間半ほどで登れる山なんですが、標高が2700mあるので思った以上に息が切れます。喋ることもできず、ハァハァと息を切らしながら、追い抜き追い越されながら歩きます。
そして1時間15分後(意外と好ペース!)、無事に登頂!\(^o^)/
すっかり霧も晴れ、マチュピチュ遺跡の全貌がくっきり見えます。山の左側のジグザグ道は、マチュピチュ村からバスで登ってくるルートです。
こんな山深い場所にぽつんと造られた整然とした都市。 発見から100年経つ今も、多くの謎に包まれています。
山頂にまで遺跡がありました。インカ文明には車輪も滑車もなかったそうですが、こんな急な斜面を1つ1つ石をかついで登ったんでしょうか。
毎年何人かは滑落して大怪我をするそうで、下山も一歩一歩慎重に。普通のスニーカーでも大丈夫という話もありましたが、私は登山靴+軍手のガチめ装備で行ってよかったです。
ワイナピチュ登山はハードですが、遺跡の全景が一望できて最高でした。マチュピチュを歩き回るだけでも面白いですが、体力のある方は是非行ってみてください!
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